独り言

21|僕が大学院に進学して感じたことと今後の目標について(前半)

 

今回のブログ記事はいつもと違ってタイトルにもある通り大学院に進学してからの僕の気持ちの変化と今後の目標について話していきたいと思います。

なぜこの記事を書こうと思ったかというと、今京都から北海道に帰る途中のフェリーの中でこの記事を書いているのですが、到着までに22時間かかるのでめちゃめちゃ暇だということと、

あとはちょうど大学院を修了したタイミングで、次のステージに向けてやる気に満ち溢れていて、そしてその熱い気持ちが自分の中で燃え滾っているので、その熱が冷めないうちに文章に残しておこうと思ったからです(笑)

 

時間が経って読み直したときに、

「あー、あの時はこんなことを思っていたんだなぁ。またこのときみたいに頑張ろう!」

と未来の自分をやる気にさせるためにも書こうと思いました。

 

おそらくこの記事は長くなるかと思いますので、前半のこの記事を大学院に進学するまでの経緯とし、後半を大学院進学からの話と今後の目標についての2部に分けたいと思います。

 

最初から最後まで僕の話になるので興味のない方は読まなくても大丈夫です(笑)

僕がどんな人か知りたい方はこの記事を読んでいただけると僕がどういった人物なのか大体分かるかと思います(笑)

 

 

僕は先日通っていた大阪体育大学の大学院を修了しました。

 

個人的にこの2年間はあっという間だったけど、得られたものは非常に多かったように感じます。

 

そもそも僕がなぜ大阪体育大学に進学したかというと、学部生のときのゼミの指導教員が大阪体育大学の教授と知り合いで紹介して下さったことがきっかけでした。

 

ちなみに僕が通っていた大学は札幌医科大学という大学で、その名の通り医療系の大学でした。また、僕はそこで理学療法を専攻していました。

 

当然の事ながら、卒業生の大半はそのまま病院等の医療関係の職場に就職していくか、あるいは医療関係の大学院に進学する方々が多いです。

 

一方でS&C系の進路に進む人というのはほとんどいません(というより先生曰く僕が初めてだったとのこと)。

 

では何故大阪体育大学の大学院に進学しようと思ったのか。

 

きっかけは学部4年の夏でした。

 

僕は大学生のときから筋トレを趣味の一つとしてよくやっていたのですが、その当時から、

「どうやったら効率よくベンチプレスのマックスを伸ばせるんだろう?」

とかを疑問に思うことが多く、筋トレ系Youtuberの動画をよく見ていました。

 

また、たまにSNSでアスリートにトレーニングを指導している動画などが回ってきたときには、

「このトレーニングはどういった意図でやってるんだろう?」

と疑問に思うことがありました。

 

僕自身も部活でアイスホッケーをやっていて、上手くなるための手段の一つとしてトレーニングが有効であるということはなんとなくわかっていたのですが、それが“どういう理屈で役に立つのか”であったり、“どんなトレーニングが有効なのか”ってことは全然わかっていなくて、それを勉強したいという興味関心は元々ありました。

 

ただその当時は、

・アスリートのトレーニングを指導している人がどういった職業なのか

・その人たちはどんな資格を持っているのか

・そもそもアスリートに対するトレーニング指導を専門とする職が存在するのか

ということすら知りませんでした。

 

今となってみれば考えられません(笑)

 

なので、学部4年の夏までは

「みんなと同じように医療関係の職に就こう」

と思っていました。

 

ところが4年の夏、

その日もいつものように大学に併設してあるジムでトレーニングをしているとゼミの指導教員の先生もそこでトレーニングをしていて、就職の話を僕と始めました。

 

その話の中で先生に、

 

「中田はどんなことに興味があるんだ?」

 

と質問され、本来であれば理学療法の先生からの質問なので理学療法の分野の中から(整形、小児、神経分野など)興味のあることを言えばよかったのですが、その当時は理学療法の分野よりもアスリートに対するトレーニングについての興味がめちゃめちゃあり、また僕自身が嘘をつけない性格から正直に

「今は理学療法の分野よりもアスリートに対するトレーニングに興味があります」

みたいな感じで答えていたのを覚えています。

 

それ以外にも、自分が将来なりたい理想像みたいなのを聞かれてもいないのに先生に熱く語ったりもしていて

 

「1つの場所で留まるだけでなくて、多くの人に影響を与えられる人になりたいです」

 

みたいなことも口に出していました(笑)

 

その当時の自分は正直トレーニングの分野に興味があるとはいってもそれを学ぶための進学などは1%も想像していなかったので、周りにも相談してきませんでした。

 

ただ、アスリートに対するトレーニング指導について興味があるということを一度口に出してからは、それを皮切りにそれまで自分の中に溜め込んでいた思いが爆発し、自分の“本音”を先生に相談していました。

 

すると先生が、

「NSCAって知ってる?」

と僕に聞いてきました。

先に書いた通り、その当時はS&Cの分野については全くといっていいほど無知だったので、NSCAという言葉はその時初めて聞きました。

 

ただ、そのときに

「アスリートのトレーニングを指導する専門家が存在するんだ」

っていうことを知って、なんとなく心が揺さぶられるような気持ちになり、その日家に帰る途中の電車の中でNSCAのホームページを見たのを覚えています。

 

今でも覚えていますが、そのとき自分の中でワクワクするような気持ちが一気に溢れ出て、

「面白そう!この分野について学んでみたい!」

と率直に思いました。

 

おそらくその時の僕は電車のなかで目がギンギンになっていたと思います(←やばいやつ)

 

そして後日その指導教員の部屋に伺い、S&Cの勉強をしたい旨を伝えました。すると先生がその場で大阪体育大学の知り合いの教授に電話して下さり、そのまま見学に行く予定が決まりました。

 

そして、後日実際に見学に行って試験もその後受けて無事合格しました。

 

ほんとにここまでの流れは一瞬で、1か月くらいの短い期間の中でS&Cの職を知って、そして大学院への進学を決めました。

 

S&Cの職があるということを知った時はこれが自分の天職だとそのときは素直に感じましたし、

正直、大阪体育大学の見学に行った時もホームページなどを事前にみている段階で既に90%くらい進学することを心の中では決めていましたね(笑)

それくらい自分の興味のあることとS&Cの分野がマッチしていました。

 

とまあ、こんな感じでS&Cの分野に進むわけです。その当時はあまり将来のことは考えないで単純に勉強してみたい欲が強くて進学を決めました。

 

この進学を後押しして下さった指導教員の先生には今でも大変感謝しています。

 

区切りがいいので前半はここで終わります。

 

後半は大学院に進学してから今日までの話と今後の目標について話していきます。

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  • この記事を書いた人

中田 開人

理学療法士,CSCS 1996年7月22日生まれ 北海道札幌市出身 アスリートのパフォーマンスを高める専門家(S&Cコーチ)として活動しています。

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